カフェで勉強してもいい?注意点と中高生におすすめの自習場所をご紹介
2025.11.21

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勉強場所としてカフェを選ぶ中高生が増えています。
集中しやすい雰囲気や程よい雑音など、家とは異なる環境での勉強は、集中力だけでなくモチベーションの向上にもつながります。
しかし一方で、ルールや使い方を守ってカフェを利用しなければ、注意されてしまったり、利用を制限されてしまったりする場合があります。
そこで本記事では、カフェで勉強したい人のために、集中しやすいカフェの特徴やカフェで勉強する際の注意点をまとめてご紹介します。
カフェ以外におすすめの勉強場所についてもまとめていますので、勉強場所について悩む中高生はぜひ参考にしてみてください。
中高生が集中しやすいカフェの特徴

勉強に集中できるカフェとは、どのようなお店でしょうか。
ここでは、中高生が集中しやすいカフェの特徴をまとめたので、自習場所探しの参考にしてみてください。
集中しやすい空間が作られている
勉強に集中するためには、静かな席を選ぶのがおすすめです。
一人客の多い静かなカフェでは、周りの雑音を気にせず安心して勉強できます。
また、壁側の席やカウンター席、半個室のような席を選ぶと、周りの視線が遮られるので、自分だけの空間で集中することができるでしょう。
コンセントやWi-Fiがあるカフェだと調べ物もしやすくなり、勉強の質がさらに高まります。
長時間滞在できる
中高生にとって、時間を気にせず集中できる環境は重要です。
ポップや公式SNSなどで「勉強歓迎」「長時間滞在OK」などの文言が示されたカフェを選ぶと良いでしょう。
店によっては、「混雑時のみ時間制」「時間帯によってゾーン制」などのルールが設けられているところもあるので、店内の状況を把握しながら利用することが大切です。
気楽に利用できる
カフェによって、価格帯や客層は異なります。
客層によっては、中高生だと浮いてしまう店もあるので、中高生でも通いやすい価格帯で、学生を歓迎しているお店がおすすめです。
制服・学生証で割引などの制度があるお店は、中高生を歓迎しているお店なので、安心して利用できるでしょう。
落ち着ける音や照明
店内の音や照明など、環境の整い方も集中力に大きく影響します。
明るすぎず、暗すぎない照明であること。
また、無音すぎると落ち着かないため、適度なBGMやほどよい雑音がある環境の方が集中しやすくなります。
自分が落ち着ける空間のお店を選ぶと良いでしょう。
立ち寄りやすい立地
通いやすい立地にあることも、店選びのポイントです。
駅近や学校近くなど、学校帰りに立ち寄りやすい立地で、制服でも入りやすい雰囲気の店を選ぶと良いでしょう。
SNSで「#勉強カフェ」「#放課後スポット」などのタグで紹介されている場所や、先輩・友人が利用しているお店を参考にするのもおすすめです。
中高生がカフェで勉強する際の注意点

中高生がカフェで勉強する場合は、周囲への気遣いも忘れないようにしましょう。
ここでは、「滞在時間と注文のバランス」「席の使い方」「お店や他のお客さんへの気遣い」についてまとめていきます。
お店や他のお客さんに迷惑をかけると、学校や保護者にも影響が及ぶことがありますので十分注意するようにしましょう。
滞在時間と注文のバランス
カフェは飲食店なので、ドリンクやフードを必ず注文しましょう。
長時間利用する場合は、追加注文するなど、空間を使わせてもらっていることへの配慮が必要です。
目安としては、ドリンク1杯で滞在時間1~2時間、ドリンク+軽食で2~3時間、ドリンク2杯以上またはドリンク+食事で3時間以上を意識しましょう。
3時間以上の滞在の場合は、追加注文をするなど、長居しすぎないように注意が必要です。
カフェによっては滞在時間の目安や、長時間の利用は避けるようになどとルールが掲示されている場合があります。
注文しているからと時間を気にせず長居していいわけではありませんので、混雑してきたら席を譲るなどの周囲への気遣いも忘れないようにしましょう。
席の使い方
自分の席だからといって、何をしても良いというわけではありません。
例えば、私物を広げて机を独占したり、静かな席で友達と話したりするのは、周囲の人にとって迷惑になることがあります。
「みんなが気持ちよく使える空間」を意識することが大切です。
カフェには、「静かに過ごしたい人」「会話を楽しみたい人」など、様々な目的の人がいます。
店の雰囲気や、空間に合わせた過ごし方をすることがマナーです。
タイピング音や紙をめくる音、椅子を引く音など、ちょっとした音でも気になる人はいます。
静かな空間では、動きや音に注意し、落ち着いた環境を保つ意識が大切です。
お店や他のお客さんへの気遣い
カフェは、誰もが気持ちよく過ごすための共有空間です。
自分だけの場所ではないからこそ、お店や他のお客さんへの気遣いが大切です。
もし、カフェでの自習をSNS投稿する際には、店名や他のお客さんが写っていないかを確認しましょう。
撮影や投稿に関しては、お店のルールを事前に確認することがマナーです。
また、注文時や退店時の、お店の人への挨拶や感謝の一言も忘れないようにしましょう。
制服を着ている場合は、学校の印象にも関わるため、ふるまいにはより一層注意しましょう。
中高生におすすめの自習場所
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カフェ以外にも、中高生が落ち着いて自習できる場所は多くあります。
ここでは以下の5か所について、詳しく紹介していきます。
- 図書館
- 公民館・地区センターの学習室
- コワーキングスペース
- 商業施設内のラウンジ・スペース
- カフェ風の学習スペース
図書館
静かで集中しやすい環境としては、代表的なのが図書館です。
調べ物や読書をする人が多く、自習室や閲覧席が整備されているほか、Wi-Fiやコンセントを利用できる場所もあります。
無料で長時間使えるので、落ち着いて勉強に取り組みたいときにぴったりの場所です。
ただし、飲食禁止や会話禁止の場所が多いため、飲食しながら学習したい人や、話し合いが必要な課題がある人は別の場所を選びましょう。
公民館・地区センターの学習室
公民館や地区センターによっては、地域住民向けに開放された学習スペースがあります。
予約制の部屋や自由利用の机など、目的に応じて使い分けられます。
比較的空いているため、落ち着いて利用できる場所です。
ただし、利用時間やルールが厳しく定められている場合があるため、事前に確認しておきましょう。
また、中高生の利用が少ない場所では、心理的ハードルがあるかもしれません。
コワーキングスペース
コワーキングスペースは、勉強や作業に集中したい人向けの有料スペースです。
個室タイプが多く、コンセントやWi-Fiなどの設備も充実しているので、カフェよりも勉強に集中しやすい環境です。
料金は月額制や時間制などがあり、相場は、「1時間500円~」「月額10,000円~」となっています。
年齢制限を設けている場合もあるため、中高生でも利用できるか事前に確認が必要です。
商業施設内のラウンジ・スペース
ショッピングモールや駅ビルには、無料の休憩スペースがある場合があり、比較的静かな場所もあるので、選択肢として挙げられます。
アクセスが良く、放課後に立ち寄りやすい点が大きなメリットです。
飲食OKな場所も多いので気軽に利用できます。
ただし、人の出入りが多い場所では周囲の音や動きが気になり、長時間の滞在には向かない場合もあります。
カフェ風の学習スペース
スタディラウンジや学習カフェなど、勉強用に設計されたカフェ風の有料スペースもあります。
学生向けに設計されているため、気軽に利用でき、集中しやすい環境です。
しかし、店舗数が少なく、利用料は「1時間500円」程度かかるため、利用前に下調べしておきましょう。
自習におすすめのカフェやその他施設の特徴と注意点|まとめ
カフェで勉強したい中高生は、「集中しやすい空間」「長時間いても気まずくならない雰囲気」「落ち着きやすい音や照明」などがそろったカフェを選ぶと、勉強に集中しやすくなります。
利用時は公共の空間であることを意識し、「注文のバランス」や「席の使い方」など、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
カフェ以外にも、図書館や公民館・地区センターの学習室など、勉強におすすめの場所は他にもあります。
目的や利用しやすさに合わせて場所を選んでみてください。
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