記憶力アップの方法とは?勉強にも活かせる記憶力を上げる方法
2026.01.13

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勉強で覚えることが増えると、なかなか覚えられず「もっと記憶力があれば」と感じることもあるでしょう。
記憶力は生まれつきのものではなく、日々のトレーニングや工夫で高められます。
この記事では、中学生の皆さんや保護者の方に向けて、記憶力アップの方法を具体的に解説します。
勉強にすぐ生かせる方法や、記憶力をアップする食べ物、効果的なトレーニング方法まで、幅広くご紹介しますので、自分に合った方法を見つけて効率よく記憶力を鍛えていきましょう。
記憶の仕組みとは?「覚える」とはどういうことか

記憶力アップの方法を実践する前に、まずは「何かを覚える」仕組みを簡単に理解しておきましょう。
記憶には大きく分けて2つの種類があり、この仕組みを知ることが勉強の効率を上げる第一歩となります。
「短期記憶」と「長期記憶」の違い
「短期記憶」とは電話番号を一時的に覚えるときのように、数十秒から数分程度しか保持できない一時的な記憶のことです。
一方「長期記憶」は、何度も復習したり強い印象を持ったりすることで脳にしっかり定着した記憶を指します。
勉強した内容をテストや受験で正しく思い出すには、この長期記憶に情報を移す必要があります。
勉強に必要なのは「長期記憶」にすること
勉強における記憶力アップの方法とは、「短期記憶」をいかに効率よく「長期記憶」に変えるかが重要になります。
ただ一度教科書を読んだだけでは、情報は短期記憶にとどまりがちです。脳に「これは重要な情報だ」と認識させ、長期記憶として定着させる工夫こそが記憶力アップの本質です。
記憶力アップの基本!今日から見直したい生活習慣

記憶力アップの方法として、最も基本となるのが日々の生活習慣です。
脳のコンディションを整えることが、勉強内容を効率良く覚える近道となります。
ここでは、今日から見直せる記憶力アップのための3つの生活習慣をご紹介します。
質の高い「睡眠」で情報を整理する
睡眠は記憶力アップに非常に重要です。
脳は寝ている間に、日中勉強した情報や経験を整理し、必要なものを長期記憶として定着させます。
勉強時間を確保するために睡眠を削ることは逆効果になります。
特に中学生は成長期でもあるため、質の高い睡眠を十分にとりましょう。
「適度な運動」で脳を活性化させる
適度な運動も記憶力アップの方法として効果的です。
運動は脳の血流を良くし、記憶を司る「海馬」の働きを活発にします。
激しい運動である必要はなく、ウォーキングやストレッチなど、勉強の合間のリフレッシュとして取り入れるのがおすすめです。
体を動かすゲームなども活用しながら、楽しく運動する習慣をつけることが記憶力向上につながります。
「ストレス管理」で脳の効率を上げる
過度なストレスは記憶力アップの妨げとなります。
ストレスを感じると脳の働きが鈍り、せっかく勉強した内容も覚えにくくなってしまいます。
自分に合ったリラックス方法を見つけ、勉強のプレッシャーとうまく付き合うことが大切です。
勉強詰めにするのではなく、趣味の時間や好きな音楽を聴くことなども有効です。
勉強効率が変わる!記憶力を上げるための学習方法

日々の生活習慣を整えたら、次は「勉強」そのもののやり方を見直してみましょう。
記憶の仕組みに沿った効率的な勉強法を実践することが、記憶力アップへの近道です。
ここでは、誰でも簡単に取り入れられる記憶力アップのための勉強方法を3つご紹介します。
方法①:「インプット」と「アウトプット」を繰り返す
記憶力アップのための勉強法として最も重要なのが「アウトプット(思い出すこと)」です。
インプット(覚える作業)ばかりに時間をかけても、記憶は定着しません。
「インプット」と「アウトプット」による記憶力アップの方法を知り、取り組んでみましょう。
記憶力アップの鍵はアウトプットの「思い出す」作業
教科書を読む(インプット)だけで終わらせず、覚えた内容を「思い出す」作業(アウトプット)の時間を必ず設けましょう。
例えば、英単語を覚えたら赤シートで隠して意味を言えるかテストする。
数学の公式を覚えたら、何も見ずにその公式を使って例題を解いてみる。
これがアウトプットです。
この「思い出す」作業こそが、脳に「これは重要な情報だ」と認識させ、記憶を強化する最も効果的な方法です。
おすすめのインプット・アウトプット比率(3:7)
記憶力アップを目指す勉強では、インプットとアウトプットの黄金比は「3:7」と言われています。
例えば、1時間の勉強なら、最初の15分〜20分で教科書を読んで内容を理解(インプット)し、残りの40分〜45分は問題集を解いたり単語テストをしたりする(アウトプット)のが理想です。
最初は「まだ覚えていないのに」と不安かもしれませんが、この比率を意識することで記憶の定着率は飛躍的に向上します。
方法②:情報と情報を「関連付け」で覚える
バラバラの情報をそのまま覚えるのは大変です。
記憶力アップの方法として、情報を関連付けて覚えることを意識しましょう。
単なる丸暗記とは異なり、関連付けを行う勉強法はより深く、長く記憶に残ります。
語呂合わせやストーリーで覚える方法
「語呂合わせ」とは、数字や言葉の音を別の覚えやすいフレーズに当てはめる方法です。
例えば、歴史の年号「794(なくよ)ウグイス平安京」は定番です。
また、「ストーリーで覚える」とは、例えば複数の英単語(例:dog, run, park)を覚えるとき、「(自分の家の)犬が公園(park)に向かって走っている(run)」と具体的な情景を思い浮かべる方法です。
このように単語をバラバラに覚えるより、一つのイメージ(ストーリー)にする方が記憶力アップにつながります。
自分の言葉で「要約」する習慣
勉強した内容を「自分の言葉で言い換える(要約する)」ことも、優れた関連付けの方法です。
例えば、歴史で「大化の改新」を勉強したら「昔、偉すぎた蘇我氏っていう一族を、中大兄皇子たちが倒して、これからは天皇中心の国にしよう!とルールを変えたこと」のように、友達に30秒で説明するつもりでまとめてみましょう。
これは新しい情報を自分の既存知識と結びつける作業になるため、記憶力アップに非常に効果的です。
方法③:勉強するタイミングを意識する(寝る前・朝)
勉強する時間帯を工夫するのも記憶力アップの方法として有効です。
前述の通り、睡眠中は記憶が整理されるため、暗記科目の勉強は「寝る前」の15分~30分に行うのが最も効率的です。
そして翌朝、「起きてすぐ」昨晩覚えた内容を5分でも良いので復習(アウトプット)しましょう。
この「寝る前インプット・朝アウトプット」を習慣に取り入れることで記憶の定着率を高められます。
記憶力アップをサポートする食べ物と栄養素

脳のパフォーマンスを最大限に引き出すことも記憶力アップの方法として重要です。
脳の働きを直接サポートするのが日々の食事です。
脳に必要な栄養素を知り、勉強の効率アップに役立てましょう。
ここでは、記憶力アップに効果的な食べ物と栄養素を4つご紹介します。
青魚(サバ・イワシなど)に豊富な「DHA」「EPA」
記憶力アップの方法として、まず紹介したいのがサバやイワシなどの青魚です。
青魚に多く含まれる「DHA」や「EPA」という脂肪酸は、脳の神経細胞を柔らかくし、情報伝達をスムーズにする働きがあると言われています。
これらは体内で作ることが難しいため、食べ物から積極的に摂取しましょう。
週に数回は食卓に取り入れると良いでしょう。
卵や大豆製品に含まれる「レシチン」
卵(特に卵黄)や大豆製品(豆腐、納豆など)に含まれる「レシチン」も、記憶力アップをサポートする重要な栄養素です。
レシチンは、記憶や集中力に関わる「アセチルコリン」という脳内の神経伝達物質の材料になり、このアセチルコリンが不足すると記憶力が低下しやすいと言われています。
毎日の朝食に卵や納豆を加えるなど、手軽に取り入れられる食べ物なのも嬉しいポイントです。
チョコレートやナッツ類もおすすめ
勉強中のおやつにも、記憶力アップを意識した食べ物を取り入れてみましょう。
カカオを多く含む高カカオチョコレートは、脳の血流を良くし集中力を高める効果が期待できます。
また、アーモンドなどのナッツ類は、脳の健康を保つビタミンEやミネラルが豊富です。
ただし、どちらもカロリーが高めなので食べ過ぎには注意し、勉強の合間のリフレッシュとして上手に活用しましょう。
最も大切なのは「バランスの良い食事」
これまでいくつかの食べ物をご紹介しましたが、記憶力アップの方法として最も重要なのは特定の食べ物ばかりを摂ることではありません。
脳が働くためのエネルギー源(ブドウ糖)となるご飯やパン、体を作るタンパク質、調子を整えるビタミン・ミネラルを全てバランス良く摂ることが大前提です。
特に朝食を抜くと午前中の勉強に必要なエネルギーが不足し、記憶力や集中力も低下してしまいます。
毎日のバランスの取れた食事こそが、記憶力アップの最強の方法です。
隙間時間でOK!記憶力アップにおすすめのゲームとトレーニング

記憶力アップの方法は、机に向かう「勉強」だけではありません。
「ゲーム」というと勉強の妨げになるイメージがあるかもしれませんが、脳を鍛える(脳トレ)目的のゲームは記憶力アップの良いトレーニングになります。
勉強の合間のリフレッシュとして、楽しみながら脳を活性化させる3つの方法を取り入れてみましょう。
脳トレ(パズル・クイズ)アプリの活用
記憶力アップの方法として最も手軽なのが、スマートフォンでできる脳トレ(パズル・クイズ)のゲームアプリです。
これらのゲームは、短時間で情報を処理したり一時的に記憶したりする「ワーキングメモリ(作業記憶)」を鍛えるよう設計されています。
このワーキングメモリは、勉強した内容を理解し整理するためにも使われる重要な能力です。
勉強の休憩時間や移動時間に5分だけ集中して行うなど、ルールを決めて活用するのがおすすめです。
カードゲームやボードゲーム
デジタルゲームだけでなく、トランプやボードゲームといったアナログなゲームも記憶力アップに役立ちます。
例えば、トランプの「神経衰弱」はカードの場所を記憶するトレーニングとして非常に有名です。
また、将棋やオセロのように先の展開を読むゲームは、記憶力だけでなく論理的思考力も鍛えられます。
アプリを使わずに取り組めるため、他の通知や誘惑を受けにくいのも大きなメリットです。
瞑想(マインドフルネス)で集中力を高める
ゲームとは少し違いますが、記憶力アップの土台となる「集中力」を高めるトレーニングとして「瞑想(マインドフルネス)」も有効な方法です。
やり方は簡単で、1分間目を閉じ、自分の呼吸(息を吸う・吐く)だけに意識を集中させるだけです。
勉強を始める前や集中が切れてきたと感じたときにこれを行うと、脳がリセットされて記憶力や集中力が回復しやすくなります。
記憶力アップの方法とは?生活習慣や勉強法から解説|まとめ
この記事では、生活習慣、勉強法、食べ物、ゲームなど、様々な角度から記憶力アップの方法をご紹介しました。
記憶力は生まれつきの才能ではなく、日々の工夫と積み重ねで鍛えられる能力です。
特に重要なのは「短期記憶」を「長期記憶」に変えるための工夫。
質の高い睡眠、インプットとアウトプットを意識した勉強法、脳に必要な栄養素を含む食べ物など、自分に合った方法を組み合わせることが大切です。
一度に全てを実践しようとせず、まずは一つから始めてみましょう。
ぜひ今日からできそうな記憶力アップの方法を見つけて実践し、効率的な勉強に役立ててください。
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