高校見学の服装は何がいい?中学生の服装と親の服装を解説!
2025.07.14
高校見学にはどのような服装で行けばいいのか悩んでいる中学生の皆さん。
また、お子様の高校見学を控え「親はどんな服装をすれば良いのだろう?」と悩まれている保護者の方も多いのではないでしょうか。
特に、初めての高校見学では、学校に失礼のないようにと気を遣いますよね。
この記事では、高校見学における親と子ども(中学生)の服装の基本マナーやコーディネート例、当日に後悔しないための持ち物・チェックポイントをわかりやすくまとめました。
高校見学や説明会に行く際にはぜひチェックしてみて下さい。
高校見学にはどんな服装で行けば良いのか?
高校見学の服装で最も大切なのは、「清潔感」と「その場にふさわしい、きちんとした装い」です。
高価な服や新しい服である必要はありません。
シワや汚れのない、手入れの行き届いた服装を親子で心がけることが、良い第一印象に繋がります。
ここでは、親と子ども(中学生)の両方に共通する身だしなみのチェックポイントをまとめたので、これからご紹介する高校見学に適した服装と合わせてご確認ください。
▼出発前に確認したい!身だしなみのチェックポイント ・シャツやブラウスにアイロンはかかっていますか?(特に襟元や袖口) ・スカートの丈を短くしすぎていませんか?シャツの裾は出ていませんか? ・靴はきれいに磨かれていますか?かかとを踏んでいませんか? ・髪は顔にかからず、清潔感がありますか? ・爪は短く切ってありますか? |
高校見学に適した中学生の服装
まずは、高校見学の主役である中学生の服装から見ていきましょう。
高校見学に中学生が着ていく服装は、中学校の制服がある場合には制服を着用して参加するのが最も無難です。
制服は学生にとっての「正装」にあたるため、どんな高校に対しても失礼がなく、服装選びで悩む必要もありません。
足元はローファーもしくはスニーカーでも問題ありませんが、高校の校舎に入るため、汚れている靴は避け、またハイカットスニーカーも場にそぐわない印象を与えるため、避けておくのが無難です。
また、女の子の場合、極端に短いスカートは不適切となりますので、長さにも気を付けましょう。
ネクタイや校章などがしっかりついているか、シャツはよれていないかまで気を配り着用してください。
私服で高校見学する場合は「キレイめカジュアル」を意識する
制服がない中学校や、事情があって私服で参加したい場合は「清潔感」と「誠実さ」が伝わる「きれいめカジュアル」を意識した服装を心がければ問題ないでしょう。
▼男子中学生の高校見学に適した服装 トップス:白いシャツ(襟付きが望ましい) ボトムス:黒や紺、ベージュのチノパン 靴:黒や白のシンプルなスニーカー、またはローファー |
▼女子中学生の高校見学に適した服装 トップス:白いブラウスやシャツ ボトムス:紺や黒、ベージュの膝丈スカート、またはきれいめのパンツ 靴:ローファーや派手でないパンプス(ヒールなし、または低いもの) |
白いシャツやブラウスは清潔感を演出しやすく、多くの場面で好印象を与えやすいため、服装に迷ったら選択肢に入れておくと良いでしょう。
高校見学に適した母親の服装
母親の服装は、フォーマルなワンピースやスーツ、またはキレイめなビジネスカジュアルなどを選択すれば問題ありません。
学校の雰囲気にもよりますが、スーツでは堅苦しく感じられることもあります。
その場合には「紺色のジャケット」にブラウスとパンツを合わせるスタイルなどが着回しやすく便利です。
品がありながらも柔軟に対応できるため、一着あると様々な学校行事で役立ちます。
いずれの場合も、シンプルで上品な色使いのものを選び、アクセサリーは控えめにするのが無難です。
靴は歩きやすいローファーや、ヒールの低いパンプスが良いでしょう。
高校見学に適した父親の服装
父親の服装は、スーツまたはビジネスカジュアルが無難です。
スーツを着用しない場合は、「紺やグレーのジャケットに、白系のシャツとスラックス」といったビジネスカジュアルな組み合わせがきちんとした印象を与えます。
ネクタイはなくても問題ありませんが、学校の格式や雰囲気によってはネクタイを着用した方が良い場合もあるため、念のため持参しておくと安心です。
服装とあわせて、シャツにシワがないか、靴が汚れていないかといった点も確認しておきましょう。
通信・定時制の高校見学、服装に違いはある?
通信制高校などは多様な背景を持つ生徒が在籍しているため、服装に関しても全日制の高校ほど堅苦しく考える必要はありません。
ただし、最低限の清潔感とマナーは守りつつ、学校の雰囲気に合わせた服装を心がけることが大切です。
通信・定時制の高校見学に適した子ども(中学生)の服装
通信制高校や定時制高校の見学では、私服での参加も制服での参加もどちらも問題ありません。
私服で参加する場合は「きれいめカジュアル」を意識して、清潔感のある服装を心がけてください。
学校側も生徒の事情に配慮してくれることが多く、服装のことで過度に心配する必要はないでしょう。
通信・定時制の高校見学に適した親の服装
保護者の方の服装も、全日制の高校見学ほど堅苦しく考える必要はありません。
母親ならカーディガンとキレイめパンツ、父親なら襟付きのポロシャツとチノパンといった、清潔感のあるカジュアルな服装で問題ないでしょう。
もし服装に迷ったら、遠慮なく学校へ電話やメールで「見学時の服装についてお伺いしたいのですが」と問い合わせてみましょう。
ほとんどの学校が親切に教えてくれます。
高校見学で避けたい服装のNGポイント
服装や身だしなみが合否に直結するわけではありませんが、入学前から第一印象を悪くしてしまうのは避けたいところです。
これから紹介するNG例を参考に、見学先の学校に配慮した服装と身だしなみで、当日を迎えましょう。
子ども(中学生)の服装│制服の着崩しや髪型に注意
制服の着崩しは当然NGです。
スカートを短く折り曲げたり、シャツの裾を出したりせず、校則通りに着用することが大切です。
中学校指定外のパーカーやカーディガンを羽織るのも好ましくありません。
また多くの生徒が見落としがちなのが髪型です。
服装に気を配っていても、髪が整っていないと全体の印象が下がってしまいます。
前髪や襟足は清潔感のある長さに整え、整髪料のつけ過ぎや過度な巻き髪は控えましょう。
普段使っているピアスや指輪といったアクセサリー類があれば、見学の際には外しておきましょう。
母親の服装│派手な服装や化粧などに注意
髪型は、明るすぎるカラーリングは避け、顔周りがすっきり見えるようにまとめると清潔な印象になります。
化粧はナチュラルメイクを基本とし、ネイルをされる場合も派手な色やデザインは避けた方が無難です。
アクセサリーはシンプルで小ぶりなものを選び、一目でブランドが分かるようなバッグや宝飾品は控えるのが賢明でしょう。
あくまで主役は子どもであることを忘れない姿勢が大切です。
父親の服装│ヒゲの剃り残しや寝癖などに注意
父親の場合、気をつけるべきポイントは髭の剃り残しや寝癖です。
出発前に鏡で確認し、整えておきましょう。
アクセサリーは結婚指輪やシンプルな腕時計程度に留め、派手な印象を与えないように配慮することが大切です。
また、香水や香りの強い整髪料は、人によっては不快に感じることがあるため、使用を控えるか、ごく少量にすることをおすすめします。
忘れ物はない?高校見学に必要な持ち物
高校見学に行く際には、直前に慌てることがないように持ち物のチェックリストも把握しておきましょう。
遅くとも高校見学の前日までには全て揃えておくと安心です。
高校見学で絶対に必要なもの
学校から配布された資料や、説明をメモするための筆記用具は、話を聞き逃さないためにも必須です。
A4サイズの書類が入るカバンにまとめておくと、当日スマートに動けます。
- 学校からの案内書類(申込書、地図など)
- 筆記用具とメモ帳
- 上履きと靴を入れる袋(学校の指定がある場合)
- 生徒手帳(身分証明書)
- ハンカチ、ティッシュ
- A4サイズの書類が入るカバン・バッグ
高校見学であると便利なもの
持ち物に余裕があれば、当日の急な天候の変化や体調管理に役立つアイテムも準備しておくと安心です。
特に夏場の見学では飲み物が欠かせませんし、急な雨に備えて折りたたみ傘もあると便利です。
- 飲み物(特に夏場は注意が必要)
- モバイルバッテリー
- 質問したいことをまとめたリスト
- 折りたたみ傘
特に忘れがちなのが飲み物です。
水筒や直前にペットボトルなどで蓋ができるものを購入しておくことをおすすめします。
これらを高校見学の当日に忘れないように、しっかりとチェックしておきましょう。
【重要】高校見学の当日にチェックしたいポイントとは?
高校見学の当日に確認しておきたい重要なポイントも忘れず把握しておきましょう。
自身やお子様が実際に通うことを想像しながら、学校の雰囲気や環境をしっかりと観察することが大切です。
在校生の様子
高校生の様子を観察することで、入学後の学校生活をより具体的にイメージできます。
「生徒たちの表情は明るく楽しそうか・すれ違う際に挨拶をしてくれるか」などの他にも休み時間の過ごし方なども参考になります。
可能であれば在校生と直接話す機会を作り、学校生活について質問してみると、よりリアルな声を聞くことができるでしょう。
先生と生徒の距離感
入学後に毎日接する先生方との相性は、充実した高校生活を送る上で重要なポイントです。
「先生は生徒に対して親しみやすく、丁寧に接しているか・生徒から先生へ気軽に質問や相談ができる雰囲気か」どうかも確認しておきましょう。
授業見学がある場合は、先生の教え方や生徒の反応もチェックしてみてください。
校舎や施設の雰囲気・清潔感
校舎の新しさよりも、清掃や手入れが行き届いているかどうかが重要なチェックポイントです。
教室や廊下、掲示板は整理整頓されているか確認してみてください。
特に、トイレが清潔に保たれているかは、学校全体の意識が表れやすいポイントです。
図書室や体育館、食堂など、生徒が利用する施設の充実度も確認しておきましょう。
通学路の安全性と環境
高校見学では、実際に最寄り駅から学校まで実際に歩いて行くのをおすすめします。
この時、道の明るさや人通り、交通量なども確認しておきましょう。
3年間毎日利用する通学路として、安全で通いやすい環境かどうかを確認する参考になります。
可能であれば、実際の通学時間帯に合わせて歩いてみると、より現実的な状況を把握できるでしょう。
まとめ│高校見学に行く時に適した服装とは?
高校見学の服装は、「清潔感」と「場にふさわしい、きちんとした装い」の2つが大切なポイントです。
この記事で紹介した基本的な服装を参考にしておけば、当日に服装のことで余計な心配をすることなく、学校見学そのものに集中できます。
高校見学は、お子様の将来を左右する重要な高校選びの貴重な機会です。
服装や持ち物の準備を整え、学校の雰囲気や教育環境を確認する参考になれば幸いです。
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